院長の独り言|新所沢の婦人科 紫苑婦人科クリニック|女医

西武新宿線新所沢駅東口より徒歩8分
お車での来院時は、近隣コインパーキングをご利用ください
04-2946-7255
院長の独り言

院長の独り言

2018.11.20  トイレットペーパー

うちのクリニックを初診した患者さんは皆様、必ずびっくりします。
何故かトイレットペーパー、ティッシュペーパー。

ことの始まりはもう10年近くなるでしょうか。
大学病院で外来をやっていた頃から、患者さんを3時間も4時間もお待たせするのが嫌でした。
でも3分診療はしたくない。そうすると長くなるから更に患者さんをお待たせすることになる、の悪循環。
また、患者さんからよく、頂き物もしました。患者さんからの大事なお気持ちなので、断るのはしのびないけれど、お返しをするのもおかしなことになるし。

頂き物はありがたく頂くことにしました。その代わり、「待たせ料」として何か患者さんに差し上げるというのはどうだろう?

当初は消しゴムだったんですが、あまり実用的でないので却下。そしてトイレットペーパー、ティッシュペーパーへとなりました。

女性が受診したくない診療科である婦人科を受診して、何か1つくらいご褒美があっても良いのではないかな、という気持ちを込めて。
続けられる限り続けたいと思っています。

2018.5.28  初めての猫

実は私、子供の頃、大の猫嫌いだったんです。

正確に言えば、我が家ではいわゆるペットを飼ってはいけないことになっていたんですが、迷い鳥のセキセイインコが我が家にいついてしまって。

とってもなつっこく、当時5歳だった私に、滅茶苦茶なつき、お散歩、お風呂、お昼寝もいつも一緒で、母も認めざるを得ない状態でした。

ところが「ぴーちゃん」との幸せな生活はそんなに長くは続かず、ある日突然、目の前で野良猫に食べられてしまい…。

猫なんか大っ嫌い!!!
猫なんか死んじゃえ!!!

そんな時期が、5~6年続いたでしょうか。
小学4年生になっていた、とある雨の日の夕方、習い事からの帰り道、みー、みー、と、消え細りそうな声で鳴く、1匹の三毛猫と出会ったんです。
猫嫌いの私ですから、無視することもできたんですが、たまたま何かを感じたのでしょうか。求められるままに、その子を抱っこしていました。
ずぶぬれの子猫は寒そうでしたが、それでも抱っこしてもらえたことを全身で表現してきました。
その時に私がいちばん思ったこと。

「捨て猫」というのは、「可哀想」なんじゃなくて、「悲しい」ものなんだということ。

だからこそ、抱き上げただけで、またそこに戻し、さっさと家に帰ってしまった私のあとをそっとついていき、翌朝、学校に行こうと玄関を開けたとき、満面の笑みで「にゃー(おはようにゃん)」と、一晩中、待っていてくれたのでしょう。

不覚にも泣き崩れた私は、それまでの猫に対する偏見は飛んでいってしまいました。
「コロッコ」と名付けた三毛猫はその後も死ぬまで私への忠義を果たしました。

もしもコロッコと出会えてなかったとしたら…、恐ろしいですね。

コロッコ、ありがとう。

ネコの写真

2018.3.28  ヒーローになりたい

これは、とある女性パイロットの方が、何かのエッセイで書いたタイトル。
だから、ちょっとパチリです。

ご存知の方も多いかと思いますが、私はクリニックの傍ら、障害児デイケアサービスの会社を経営しています。経営状態はともかくとして…。

なんでそんなに障害児デイケアにこだわるの?と、しょっちゅう聞かれます。
理由はたくさんあるんですが、最近、気付いたことは、「私は困っている人、疲れてもう人生投げたくなっている人、命の危険にさらされている人たち等々にとってのヒーロー、「仮面ライダー」になりたい!!!」んです。

現在、放映中の仮面ライダーは「仮面ライダー・ビルド」。天才物理学者で、仮面ライダーシステムを開発、本人は記憶を失っていますが、自分が作ってしまったシステムが、戦争に使用されていることに責任を感じ、戦いつづけています。

巻き添えにしてしまった形の仲間たちには、本当に申し訳なく思いながらも、自分1人の力ではどうすることもできず、すごく気を使いながら、共に戦っています。
私は正にその状態。

私はビルドになれるかな?
いや、絶対になる。
1人でも2人でも、そこに手を差しのべるべき命があるなら。私は仮面ライダーになる。

2018.3.12  猫屋敷

今更ですが、今井家には現在、21匹の猫が、完全室内飼いで生活しています。
「餌代がありえないほど大変」「猫トイレが6ヵ所」「折り合いの合わない猫たちの喧嘩沙汰」「第1~3食堂あり」等々、まあ、滅茶苦茶ですね(笑)。

21匹の内訳は多岐にわたり、ブリティッシュ・ショートヘア、アメリカン・ショートヘアの素人ブリーダーを自称しており、何十回もの猫のブリードをしたりもしてきました。

その一方で、保護猫の引き取りや、あちこちで保護猫活動をされている方たちに、少しばかりの援助もさせていただいています。

なぜわざわざブリードをするのか?
私は中学生の頃から遺伝子に興味を持ち始め、やがて「猫の毛色の遺伝」というのが、体細胞染色体から性染色体にいたるまで、非常に複雑な遺伝形式をとることを知り、今でも産まれてくる子猫たちの毛色や性格などの個体差が面白くてたまりません。研究魂なのか、単なる猫好きか(笑)?

じゃあ、なぜ、わざわざノラの保護猫を引き取るのか?
そこに保護を必要としている命があるから。こちらは、シンプルにそれだけのことです。救える命は救いたい。

私の座右の銘は、仮面ライダー・オーズで、主人公の仮面ライダー、映司くんが言った言葉、「手を差しのべることができるのに、それをやらなかったら、後で死ぬほど後悔する」です。

さすがに増やし過ぎてしまった猫たちに申し訳なく、しばらくブリードは封印していますが、きっとまたざわざわと、子猫産ませたい病、の再発があるんでしょうね(笑)。

そしてこれからも、猫も人間も関係なく、「手を差しのべることができる範囲にある命」に、一生懸命、手を差しのべながら生きていきたいと思っています。

2018.2.13  魔法の鉛筆

中学生の頃、病気をして、半年以上の入院生活を余儀なくしました。
さすがに出席日数がたりないので、院内学級(当時の特殊級)に通い、そこで様々な理由で学校に行けない子供たちと一緒に勉強をしました。
担任の先生は、それはそれは厳しく、障害のある子にも、健常児と同じことを要求し、本格的に叱ってくれました。

半年ほどの特殊級での学校生活を経て、特殊級を卒業する時、先生は1本の鉛筆をくださいました。

「これは魔法の鉛筆です。どんなテストでも100点が取れます。でも、この鉛筆を使いこなすには、相当な力が必要。力をつけなければ使いこなせないですからね。」

当時、素直だった私はなんとか魔法の鉛筆を使いこなしたくて勉強して勉強して。
そろそろ使おうかな、と思っても自信がなくてなかなか使えませんでした。

結局、高校受験と大学受験と大学院受験の時だけ、使いました。
子供だましと言われてしまえばそれまでですが、「魔法の鉛筆」がなければ、今の自分はありませんでした。
先生に感謝です。

2018.2.9  院長の独り言

いつもお世話になっております、もしくは今後、お会いするかもしれないこのページをご覧になってくださっている皆様、紫苑婦人科クリニックの院長の今井加納子です。
「お知らせ」でも「Facebook」でもない形で、何かちょっとでも皆様のお役にたてる情報を発信したり、クリニックの雰囲気や、たまには院長の愚痴やお願い、をアップするコーナーを作りました。
今後、ちょくちょく更新したいと思いますのでよろしくお願いいたします。